虎ノ門ビジネス地区を本拠地とする日本最大のイノベーションセンターとしてCIC東京が始動

マサチューセッツ工科大学(MIT)やハーバード大学など世界有数の大学が集まるマサチューセッツ州ケンブリッジに設立されたCICは、新興企業や起業家、イノベーターが集うイノベーション・コミュニティで、ビジネスの成長に集中できる環境を提供することを目的としています。 この目標を掲げ、CICはアジア初の拠点を東京の虎ノ門ヒルズビジネスタワーにオープンする。

2020年1月に竣工する虎ノ門ヒルズビジネスタワーは、2017年2月から約3年間建設が進められてきた。 完成したビルの地下3階は商業用となっている。 4階から36階までの高層階にはオフィススペースがある。 各フロアの平均面積は3,000平方メートルを超える。 スタートアップの成長を支援するコミュニティを構築するため、CIC東京は15階と16階の合計6,000平方メートルを超える巨大なスペースを使用する。

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CIC東京は、急成長を目指す設立間もないスタートアップ企業や、その他のイノベーション企業・団体を中心に、200社以上が入居可能な共有ワークスペースを提供する。 さらに、CIC東京はビジネスサービスを提供し、新興企業の成長と世界進出を加速させるコミュニティーの成長を支援する。

CICは小堀哲夫建築設計事務所と共同でCIC東京のインテリアデザインを手がけた。 CICは、欧米で20年以上にわたりイノベーションセンターを設計・運営してきた知識と中核となる設計コンセプトを持ち込んだ。 小堀哲夫建築設計事務所は、新しい働き方を育み、イノベーションを促進する環境を作るために、ユニークなデザインを加えた。 その結果、これまでにない画期的なデザインのイノベーション・センターが誕生した。

CIC東京のメンバーであるスタートアップ企業は、オフィスやコミュニティスペース、その他のアメニティを利用できるだけでなく、イノベーション・コミュニティに参加し、イノベーション・エコシステムの主要なステークホルダーとの新たなつながりを作ることができる。 CIC東京は、世界中のイノベーションセンターへのアクセスを容易にするゲートウェイとしての役割を果たす。

CIC東京と地域組織とのコラボレーション

CIC東京は、スタートアップ企業の成長を支援するコミュニティを形成するため、ベンチャーキャピタルや政府機関、またスタートアップ企業を支援するその他の専門家(弁理士、弁護士、会計士、マーケティングの専門家など)と提携する。 CIC東京は、日本でのセンター立ち上げ当初から、パートナーである森ビル株式会社と緊密に協力し、虎ノ門ヒルズ地区の共同開発を進めてきました。 このパートナーシップの下、CIC東京と森ビルは、ユニークなコミュニティを構築し、地域のスタートアップに実験的な場を提供することで、イノベーション・エコシステムを発展させていく。

さらにCIC東京は、人材派遣と人材サーチに特化した株式会社フォー・スタートアップスと提携する。 CIC東京は、スタートアップ企業との連携に関心のある大企業、大学、政府機関を歓迎している。 CIC東京はまた、日本の将来の産業にとって重要な分野を中心に、企業、起業家、新興企業、投資家、研究者、研究機関のクラスターを形成する。 エネルギーと環境の分野では、CIC東京はEnergy Tech Meetup、Energy Tech Study Group、Green Teach Labと提携する。 スポーツテックに関しては、CIC東京はスポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが共催するINNOVATION LEAGUEと連携する。 CIC東京は、ライフサイエンス分野では製薬会社のレオ・ファーマと、ウェルネス分野ではアクセラレーション・プログラムのWOMBと協力する。

CICジャパンの姉妹組織であるベンチャー・カフェ東京は、「イノベーターをつなぎ、ものごとを実現する」というミッションのもと、誰でも参加できるオープンなイノベーション・コミュニティを構築している。 ベンチャー・カフェ東京のプログラムの中心は、毎週開催される「木曜ギャザリング」と呼ばれるイノベーション・イベントだ。 ベンチャー・カフェ東京は今年、つくばや名古屋など東京以外の地域にも活動を拡大した。 ベンチャー・カフェ東京は、日本最大級のイノベーション・コミュニティを形成しており、2020年には延べ15,000人以上がイベントに参加する予定です。

虎ノ門ヒルズビジネスタワーについて

虎ノ門ヒルズビジネスタワーは、電車1本で都内どこへでもアクセスできる好立地にある。 同タワーは、2020年6月に開業したばかりの東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅、および銀座線虎ノ門駅と地下で直結している。 東京メトロ「霞ヶ関駅」とJR「新橋駅」は徒歩圏内。 都心にあるため、従業員は通勤しやすく、他の企業も訪問しやすい。 また、10月1日からはタワー1階にバス高速輸送システム(BRT)のバスターミナルが開業する。 将来的には空港リムジンバスの運行も予定されている。 間もなく開通する環状2号線により、羽田空港へのアクセスも容易になり、タワーは世界とつながることになる。

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虎ノ門ヒルズビジネスタワーの低層商業フロアには、60近いレストランや小売店がある。 朝は下の階にある3rdバーガーで朝食を買ってから出勤すればいい。 ランチには、専門食料品店「福司山」を訪れ、その日の気分で高級弁当やハンバーガー、タコス、スパゲッティなどの多国籍料理から選ぶことができる。 一日中仕事に没頭したら、3階の虎ノ門横丁で気軽に一杯。

CICへの入居は、物理的な新しいオフィスへの入居ということだけでなく、管理職や従業員のワークライフバランスを豊かにする空間でもある。 毎日、スタートアップ企業の活気あるコミュニティがあるオフィスで、革新的なアイデアを持つ創業者との出会いを楽しみながら働くことができます。 さらに、多様なイベントに参加して新しい知識を得ることもできる。 仕事以外でも、虎ノ門ヒルズビジネスタワー内のショップやレストラン、エンターテインメントを楽しむことができ、仕事だけでなくプライベートも充実させることができます。 リモートワークの流れに伴い、通勤が一般的でなくなる日が来るかもしれない。 しかし、とりあえずはこの機会に、通勤が楽しみになるような場所にオフィスを構えてみてはどうだろうか。

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ケンブリッジ・イノベーション・センターについて

CICは、イノベーション・コミュニティの構築と運営における世界的リーダーである。 1999年にマサチューセッツ州ケンブリッジに設立されたCICは、世界の問題を解決するソリューションを見つけることを使命とするイノベーターや起業家に、フレキシブルなオフィススペースとコワーキングオプションを提供する最初の企業のひとつである。 2019年現在、CICは9都市で約120万平方フィート(約11万平方メートル)をオープン、開発中だ。 CICはこれまでに6,000社以上の新興企業やテクノロジー企業を支援し、CICのスペースで始まった企業には80億ドル以上が投資されている。 同社は非上場企業であり、CICの非営利イノベーション・エコシステム構築組織の世界的ネットワークとして急成長しているベンチャー・カフェをはじめ、ディストリクト・ホール、インパクト・ハブ・ボストン、ラボセントラル、マスロボティクスなど、ミッションに沿った多くの組織を共同設立している。 今後10年間で、CICはイノベーション・ハブのネットワークを拡大し、世界の主要50都市にポジティブなインパクトをもたらすことを計画している。 詳細はcic.comで。

CIC東京について

CICジャパン合同会社(本社:東京都港区、社長:梅澤高明:以下、CICジャパン)は、2020年10月1日、東京都港区虎ノ門に日本最大のイノベーションセンター「CIC東京」を開設します。 CIC東京は、ベンチャーキャピタルや政府機関、スタートアップを支援する専門家(弁理士やマーケティングの専門家など)と連携し、スタートアップの成長を支援する。 CIC東京は、日本のイノベーション・エコシステムの育成に貢献することを目指しています。 CICジャパンの非営利姉妹団体であるベンチャー・カフェ東京は、イノベーション・センター開設後、CIC東京に本部を移転する。

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