CIC、2025年春に福岡市に国内2拠点目をオープンすると発表

ベンチャーカフェ福岡は2024年秋にプログラムを開始する予定で、2024年2月にはプレイベントが予定されている。

本日、CICと西日本鉄道株式会社は、2025年春に新福岡ビル(仮称)に開設予定のCICイノベーション・キャンパスを福岡に新設することを発表した。 CIC福岡(仮称)は、ワークスペースとインパクトのあるプログラムを組み合わせることで、イノベーション・コミュニティの物理的な重心となり、地域をグローバルなイノベーション・エコシステムにつなげる一助となる。

パートナーシップの一環として、両団体はベンチャーカフェ福岡(仮称)も設立する。 ベンチャーカフェのネットワークに新たに加わったベンチャーカフェ福岡は、コミュニティを構築し、イノベーターをグローバルなネットワークにつなげるプログラミングやイベントを通じて、エコシステム全体を招集するイノベーション・アクティベーターとしての役割を果たします。 ベンチャーカフェ福岡は2024年秋にオープンする。

この戦略的な拡張は、CICにとって日本で2番目、世界で10番目のイノベーション・キャンパスとなり、ベンチャー・カフェにとっては世界で15番目の拠点となる。 CICと西日本鉄道株式会社は、現在日本最大級のイノベーション・ハブであるCIC東京の成功を受けて、アジアで2番目のCICイノベーション・キャンパスの創設について協議を開始した。

CIC福岡は、新福岡ビルの7階(約3,500m2)に入居し、約140席の個室オフィスと約40席のコワーキングスペースのほか、会議室、キッチン・カフェスペース、ゲームルームなど、テナントが共用できる設備を備える。

ベンチャーカフェ福岡は、スタートアップ企業、投資家、大学、研究機関、学生など多くの人々が集う一般公開のプログラムを毎週開催する。 毎週の番組編成は2024年秋に開始される予定で、それに先立って2024年2月にオープニング・イベントが開催される。

CICとJR西日本代表からのメッセージ:

ティム・ロウ、CIC創設者兼CEO

福岡の発展に大きな役割を果たしてきた西鉄との緊密な協力のもと、CICの新イノベーション・キャンパスが新福岡ビルに入居することになりました。

福岡はアジア諸国からの直行便が多いだけでなく、起業家精神が盛んで、新しいアイデアやビジネスに対してオープンな都市でもある。 また、「(仮称)新福岡ビル」は福岡県天神地区の中心に位置し、ワンフロアの広さでは西日本最大級で、県内各地からのアクセスも良い。 この場所にCICがオープンすることで、将来、福岡の重要なイノベーション拠点になると確信しています。

CICは、日本最大級のスタートアップ・ハブであるCIC東京をはじめ、世界各地で培ったイノベーション文化の醸成やスタートアップ・エコシステムの知見を活かし、福岡に様々なプレーヤーが集うアクティブなイノベーション・キャンパスを構築する。

梅澤高明 CICジャパン会長

新福岡ビルにCIC福岡とベンチャーカフェ福岡がオープンすることを大変嬉しく思います。 福岡のさらなる発展に強くコミットしている西鉄との共同プロジェクトとして、西鉄のフラッグシップ・ビルに福岡最大の都市型イノベーション・キャンパスを立ち上げることに、大きな期待と責任を感じています。

福岡と九州各都市、東京、そしてアジアを結ぶ新たなイノベーションの拠点を福岡に作ることを目指し、西鉄と協力して準備を進めていくことを楽しみにしている。

西日本鉄道株式会社 代表取締役社長 林田 宏一

私たちが推進している大型開発プロジェクト「福岡都市圏再構築プロジェクト」は今年10月にトップオフを迎え、2025年春の開業に向けた準備が本格化している。 このような状況の中、世界トップクラスのイノベーション・キャンパスを運営するCICを正式に迎えることができ、大変嬉しく思います。

このプロジェクトの開発コンセプトは「創造的な交差点と異なるアイデアの出会い」であり、アジア諸国に近接する福岡の地の利を生かし、スタートアップ企業が世界とネットワークを広げるグローバル・イノベーション・ハブを作りたいと考えています。 福岡は、新興企業が世界的なネットワークを拡大できるグローバル・イノベーション・ハブになることが期待されている。 福岡をさらに活性化させ、アジアにおける福岡の存在感を高めるために、ともに力を合わせましょう。

日本語での詳細はこちらをご覧ください。

CIC福岡のコワーキングスペース完成予想図

CIC福岡の概要

CIC福岡は、スタートアップを中心に、国内外のさまざまな企業、ベンチャーキャピタル、大学、研究機関、政府・自治体、弁護士などの専門家が集まる施設。 入居する新興企業の成長を強力に後押しする支援プログラムと、イノベーションを促進する綿密なコミュニティを提供している。

この施設は、ビジネスが急成長しているアジアとの強いネットワークを持つ福岡の中心地・天神に、多様なイノベーターに場所とリソースを提供することで、幅広いビジネス・イノベーションの創出を支援する。

  • 名前CIC福岡
  • オープン2025年春(予定)
  • 施設の構成 新福岡ビル(仮称)7階
  • プライベートオフィス 約 140ドル(1~4人分)
  • コワーキングスペース約 40席
  • 会議室:14室
  • アメニティスペース:キッチン、カフェスペース、ゲームルームなど
  • 面積約 3,500㎡(約1,058坪)

ベンチャーカフェ福岡の概要

CIC福岡(仮称)のオープンに伴い、姉妹組織であるベンチャー・カフェは、誰でも参加できるプログラムやイベントを運営し、コミュニティを構築し、イノベーターとグローバル・コミュニティをつなぐことで、福岡での活動を拡大していく。

ベンチャーカフェ福岡(仮称)は2024年秋に発足予定で、2024年2月に福岡でプレイベントが開催される。

  • 名前 ベンチャーカフェ福岡
  • 設立:2024年秋天神エリア/2025年春以降新福岡ビル6階スカイロビー
  • 内容毎週木曜日のメインプログラム「木曜の集い」など、イノベーション創出プログラムを実施する。
  • プレイベント: 2024年2月13日(火)福岡グロースネクスト(福岡市中央区大名)。 詳細は決まり次第発表される。

新福岡ビルの概要

新しい福ビルは、訪れる人々に新たな価値を創造し続ける場所となるだろう。

  • 名称 ふっくびる市街地復興プロジェクト
  • 所在地 福岡市中央区天神1-11
  • 総床面積 約 147,000m2(約147,000坪)
  • 総床面積約 147,000m2(約44,000坪)
  • 階数:地上19階、タワー1階、地下4階
  • 建物の高さ約 97 m
  • 建築家基本設計:日建設計
  • 竣工2024年12月(予定)
  • オープン2025年春(予定)

CICについて

CICは、新興企業、スケールアップ企業、企業、公的機関がつながり、働き、成長するためのイノベーション・キャンパスのグローバル・ネットワークを構築し、運営している。 1999年に設立されたCICは、北米、ヨーロッパ、アジアで120万平方フィートを超えるイノベーションに特化したワークスペース、研究所、イベントスペースを管理している。 さらにCICは、イノベーション関連のプログラムを開発し、産業クラスターを構築して可能にし、世界レベルのイノベーション・コンサルティングを提供している。

ワークスペースやラボ、プログラム、イベントなどを備えたCICのイノベーション・キャンパスについては、CIC.comをご覧ください。 LinkedInInstagramFacebookでフォローしてください。

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